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【濃すぎてもダメ】最適なカーフィルムの濃さとはどのくらい?
2022年12月30日
カーフィルムとは、紫外線を遮ったり車内を見えにくくするカーアクセサリーです。
愛用している方も多いでしょう。カーフィルムにはいろいろな濃さがあり、好みに合わせて選べます。
しかし、濃さと貼るところによっては車検に通らない場合もあります。
この記事ではカーフィルムの効果や車に貼れる濃さまで紹介するので、参考にしてください。
カーフィルムの効果と色の濃さによる影響とは?
カーフィルムとは、紫外線を遮ったり車内を見えにくくするカーアクセサリーです。
「車の窓から入ってくる紫外線が気になる」「車内のプライバシーを保ちたい」といった悩みを抱えている方に人気があります。
カーフィルムの効果は以下の通りです。
● 紫外線カット
● 車内のプライバシーを保つ
● 万が一窓が割れたときの飛び散り防止
また、濃さ(透過率)にも種類があり、おおよそ以下のようになっています。
過率(濃さ) | 車内の見え方 |
3%~7% | 車内がほぼ見えない |
13~20% | 顔を近づけないと車内が見えない |
30~46% | 車内がぼんやりと見えておしゃれ |
70%以上 | ほぼ透明で、カーフィルムが貼ってあると分からない |
現在は透明のカーフィルムも販売されており、「紫外線だけをカットしたい」といったニーズにも応えてくれます。
カーフィルムを貼ると車検に通らないって本当?
「カーフィルムを貼っていると車検に通らない」「カーフィルムを貼った車を車検に申し込んだら断られた」といった話しを聞いた経験がある方もいるでしょう。
しかし、これは間違いです。
カーフィルム自体は、カーアクセサリーの一種で違法性はありません。
カーフィルムを貼っていても車検は受けられます。
ただし、カーフィルムの「濃さ」はチェックされます。
カーフィルムを貼る窓によって車検が通る「濃さ」が決まっており、規定通りでないと車検は通りません。
次の項で、公道を走る場合に許されるカーフィルムの濃さについて解説します。
場所によっては貼れない? カーフィルムの濃さの解説
ここでは、車の窓によって許可されるカーフィルムの濃さについて解説します。
なお、ここで解説するのはあくまでも法律で許可された透過率です。
自治体によっては透過率が低すぎるカーフィルムは警察から注意されるケースもあるので、気をつけましょう。
透明のカーフィルムはどこでも貼れる
透過率が70%以上、ほぼ透明のカーフィルムはどの窓でも貼れます。
ただし、この「透過率」は車の窓とカーフィルムを合わせた数値が測られるので注意しましょう。
例えば、車種によっては車の窓にうっすらと色がついており、元々透過率が85%くらいになっているものもあります。
ここに、透過率70%のカーフィルムを貼ると、透過率が70%以下になってしまう場合もあるでしょう。
フロントガラス、および助手席と運転席側のサイドガラスは透過率が70%以上ないと車検に通りません。
したがって、カーフィルムを貼る場合は透過率が窓ガラスと合わせて70%以下にならないように注意しましょう。
透過率が70%以下の場合は貼れる場所が限られる
後部のリアウィンドウや後部座席側のサイドガラスは透過率が問われません。
透過率3%のカラーフィルムを貼っても法律上は車検が通ると言われています。
ただし、あまり濃すぎるカーフィルムを貼っていると指導を受けるケースもあるでしょう。
また、車検を通っても濃すぎるカーフィルムを貼って公道を走っていると警察に職務質問を受ける可能性もあります。
このほか、注意しなければならないのはカーフィルムの劣化による透過率の低下です。
カーフィルムは劣化すると透過率が落ちるため、フロントガラスや運転席、助手席のサイドガラスの透過率が70%を切ってしまう場合があるでしょう。
この場合、違法改造車となってしまうので、カーフィルムは定期的な貼り替えが必要です。
かっこよさだけで考えない
車の内部が見えないほど透過率が低いカーフィルムはおしゃれです。
「かっこいいから貼りたい」といった方もいるかもしれません。
しかし、透過率が低いカーフィルムは車内からも外が見えにくくなっています。
リアガラスに透過率の低すぎるカーフィルムを貼ってしまうと、後ろが見にくくなって事故発生の可能性が高まります。
特に、夜間は外がより見えにくくなるのでかっこよさやおしゃれさより安全性を重要視しましょう。
カーフィルムは自分で施行可能?
カーフィルムは自分でも施行可能です。
DIYでカーフィルムを貼る方法をレクチャーしているブログや動画もたくさんあります。
ただし、きれいに貼るのは難しいでしょう。
多少がたついたり歪みがあったりしてもよいならば、大丈夫です。
しかし、フロントガラスや運転席、助手席のサイドガラスのカーフィルムに歪みやがたつきがあれば、視界にも影響します。
できるだけ、整備工場などで貼ってもらいましょう。
業者によっては透過率をチェックしてもらえるので安心です。
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もちろん、カーフィルムの貼り方や透過率のチェックまでしっかりと身に付きます。
まとめ
カーフィルムにはいろいろな濃さがあります。
透過率が低く、車内がほぼ見えないような濃さのものでも後部座席のサイドガラスやリアウィンドウなら貼れます。
しかし、濃すぎるカーフィルムは安全性に難がある可能性もあるでしょう。
フロントガラスや運転席側、助手席側のサイドガラスは透過率が70%以上のカーフィルム出ないと貼れません。
迷った場合は、業者に相談してみましょう。