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新車のベストな買い時や新車を安く買うコツについて詳しく解説!

2023年03月29日

新車を買うのは、多くの方にとって人生の大きな買い物の一つだと思います。
それだけに誰でもなるべく安く買いたいと考えます。
新車は買うタイミングによって通常よりもお得に購入できるのですがご存じでしょうか?

そこで今回は、ベストな新車の買い時や新車を安く買うコツ、反対に新車を買ってはいけない時期はあるのかについて解説します。
ぜひ、購入時の参考にしてください。

新車のベストな買い時や新車を安く買うコツについて詳しく解説!

ベストな新車の買い時4選

新車価格の値引き幅は、時期によって異なります。
価格が下がるタイミングは2つあり、一つは販売店が車を販売したいタイミング、もう一つは消費者の財布のひもが緩むタイミングです。

1. 決算期の3月と中間決算期の9月

新車の買い時のタイミングは、決算期と中間決算期の時期があります。

決算期や中間決算期は、販売店の1年間または半年間の売上目標が決まる時期です。
できるだけ売上を上げるために力を入れて販売台数を増やします。
メーカーにとっても決算期なので、販売店に対してバックマージンや値引きなどのさまざまな取り組みを行っています。

一般的に決算期は3月、中間決算期は9月の場合が多いです。
このタイミングに合わせお得なキャンペーンなどを行っている場合が多いので確認しておきましょう。

2. ボーナスのタイミングとなる7月と12月

車の値引きが行われるのは、前項でお話ししたとおりメーカーや販売店の業績に関わる時期です。
次に購入しやすい時期となると「ボーナス時期」となります。

一般的な企業のボーナスの支給は7月や12月です。
一部官公庁や大企業などは1ヶ月ほど早いですが、この時期には販売店は車の価格を安くして購入しやすくしています。

車は高額なので、大きなお金がまとまって入ってきたときの方が決断しやすいです。
販売店が値引きしているボーナス商戦の流れに乗って安く購入する方法もあります。

3. モデルチェンジのタイミング

モデルチェンジの情報が出ると「新車が安く買える」との噂があります。
この噂は正しいといえます。

モデルチェンジを行うと、現行型が旧型になってしまうためです。
もう少し待って新型が出るなら、購入者は新型の発売を待つでしょう。
そのため、モデルチェンジが発表されると現行型は売りづらくなります。

新型が発売されるとさらに売りづらくなるので、それまでに何とか売り切ろうとモデルチェンジ発表後に値引き額を大きくします。
新しい車種を選びたい方が多いでしょう。
しかし、安価に購入すると考えた場合はモデルチェンジのタイミングも買い時です。

4. 販売ノルマに追われる月末

一般的に自動車販売店の営業マンは、毎月一定台数の販売台数のノルマが課せられています。

ノルマを達成すれば報奨金などが貰え、達成できないと報奨金は激減し、上司に怒られる場合もあります。
そのために、ノルマを達成できなさそうな月は、「大幅な値引きもやむを得ない」と考える営業マンが多いのも事実です。

可能であれば購入車種を絞ったうえで、一度営業マンと会っておき、月末に商談で決める流れです。

新車の買い時に安く買う3つのコツ

安く新車を買うためには、さらに価格を抑えるために以下の3つのコツがあります。
すべてが重要なコツとなりますので、ぜひ活用してください。

・相見積りを取る
・値引きが無理ならオプションの値引き交渉
・低金利ローンの活用

詳しく解説します。

1. 相見積りを取る

新車購入に限った話ではありませんが、高額な商品を買う際には企業でも相見積りを取ります。
休日のたびに販売店を回るのでは時間がかかり、同一販売会社系列の店舗をいくつも周るのは無意味です。

見積り交渉をする際には、ほかの見積り書を見せれば、より値引き交渉に活かせます。
取得した見積りを比較する際、値引き額だけで判断してはいけません。
装備の状態と乗り出し総額で比較しましょう。

2. 値引きが無理ならオプションの値引き交渉

「これ以上の値引きは難しい」といわれてしまった場合は、アクセサリーカタログから何かをねだってみましょう。

アクセサリー類の原価は低いものが多いので、サービスをしても十分利益を確保できる場合があります。
営業マンとしても、このくらいで車を購入してくれるならと、サービスしてくれるケースも珍しくありません。

実際、オプション代金といっても高くつきます。
カーナビでも10万円以上ですし、充実したオプションにすると20万円超える場合もあります。

3. 低金利ローンの活用

高額の車を購入する際の支払い方法は非常に重要です。
一般的には、ローンを組むケースが多いです。
銀行や信販系など多種多様なローンがあります。
低金利が重要なポイントといえます。

ディーラーローンであれば金利は約5〜7%です。
銀行系であれば2〜4%と低金利なケースが多くなります。

例:300万円を支払い回数60回(5年)でローンを組んだ場合

金利 支払い総額
6% 3,479,940円
3% 3,234,420円
差額 245,520円

金利差で完済時の総額がこれだけ変わります。
なるべく低金利のローンを組みましょう。

新車を買ってはいけない時期はあるのか?

新車の販売台数を詳しく見ると、4月や5月は販売が落ち込んでいます。
4月や5月が買ってはいけない時期とはいえません。
モデルチェンジをはじめとしたさまざまな理由で、キャンペーンが行われる場合があるからです。

気になる車が出てきたときは、時期に関係なくディーラーを訪れ、営業マンと直接話すのもいいでしょう。

まとめ

新車の買い時やコツを見極められれば、安く購入するのも可能です。

決算時期やボーナス時期などセールの時期なら、もちろん安く購入できますが、さまざまな事情により待てない場合もあるでしょう。
スケジュール通りに検討するのは難しいでしょうが、チャンスの時期は決して少なくありません。

また、ローンなどの支払い方法を変えるとまったく違う金額になるのが新車の購入です。
購入を検討する際には、今回の記事を参考にしてもらえれば幸いです。