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思わずうなずく自動車整備士あるある10選

2023年06月13日

自動車整備士に長年勤めているとさまざまな体験をします。
整備士の方の多くは車好きであり、高級車や珍しい車を見るとついテンションが上がってしまう方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ仕事中であるため、なかなか口に出して言えないことも多いです。
この記事では自動車整備士が共感できる「あるあると思う10選」を紹介します。

思わずうなずく自動車整備士あるある10選

自動車整備士の仕事とは

自動車整備士とは自動車の修理や点検、分解整備などを行う仕事で、「自動車のドクター」とも呼ばれています。
自動車整備は名前の通り、車の整備を行いますが、具体的には以下の4つに分類することができます。

点検業務

車を所有していることなら誰しもが知っている車検や、日常的に依頼する日常点検などを行います。
ハンドルやブレーキ、オイルなどの状況を確認して不具合がないかのチェックをする業務です。
問題がある箇所に関しては修理・交換なども行います。

分解整備

車に不具合が見つかった時にパーツを取り外して修理・改造を行います。
車検だけでなく、車の改造や交通事故にあった場合など、作業タイミングは多岐にわたります。

板金・塗装

車をぶつけてしまい、凹みや傷ができた時は板金・塗装補修を行います。
板金塗装自体は自動車整備士の資格は不要ですが、専門的な知識と高い技術が求められる仕事であるため、資格を保有しているプロに任せることが多いです。

その他

上記の業務に加え、以下の作業も行います。

・オイル交換
・タイヤ交換
・設備の取付(ETCやドライブレコーダーなど)
・修理部品の発注・納品
・受付などの事務作業 など

自動車整備士あるある10選

ここでは自動車整備士が共感できるあるあるを10選紹介します。

友だちの車を外してみたくなる

自動車整備士の仕事をしていると友だちの車の分解をしてみたいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「しっかり点検されているのかな?」と考える人も多いそうです。とはいえ友達には断られる方もたくさんいます。

ツナギの安心感

ツナギを着ていると「仕事をしている気がする」「安心する」という感情になる方が多いです。
そのため普段着もツナギという方もたくさんいらっしゃいます。

ネジの締め忘れで不安になる

自動車は一つネジを閉め忘れていると事故や故障にもつながりかねないため、不安に思う方も多いです。
一旦作業が完了しても「あれ?ネジ締めたっけ?」「強く締め忘れたところないかな?」と考えてもう一度確認する方もいらっしゃいます。

腰痛・膝痛持ちが多い

立ち仕事やかがみ仕事が多い自動車整備士には腰痛持ち・膝痛持ちがたくさんいらっしゃいます。
オフィスなどで勤める方と比較すると体力が求められる仕事でもあり、体を痛めてしまう方も多いです。

下回りの整備中に寝台でウトウト

自動車の下をクリーパーを使って点検することが多々ありますが、ついうとうとしてしまって仕事が手につかない時も多いです。
体力的な仕事であるからこそ、横になれる作業になると眠くなることも多いのでしょう。

グローブボックスがパンパンで車検証を取り出せない

車検証が収納されてある助手席のグローブボックスの中身がいっぱいで、車検証が取り出せないという方も多いのではないでしょうか。
確かに車の収納スペースはほとんどなく、多くの方がグローブボックスに収納しています。

しかし車検証を取り出すのに困難なうえ、荷物を元に戻すための形を忘れてしまうことも多いです。

親戚や友だちに頼まれがち

自動車整備士に勤めていると、親族や友達から車のメンテナンスや車検を依頼されることが多いのではないでしょうか。
意外と自動車整備士は貴重な職種で、知り合いなどにいないことが多いためです。
また少しでも安くしてくれるという考えを持つ方が多いのも一つの要因でしょう。

工具のこだわりが強い人が社内に1人はいる

自動車整備士の中には工具にこだわりを持っている方も多いのではないでしょうか。
職人気質の方も多いため、使いやすい工具や気に入った工具を使用している方もいらっしゃいます。

試運転時に限って異常が見られない

試運転してみると異常が見られないことも多いのではないでしょうか。
修理や点検を依頼されるものの、聞いていた話と異なり異常が見られないことも多いです。

無理難題を言うお客さんにヘトヘト

お客様の中には無理難題を言う方もいらっしゃいます。
特に料金面に関しては作業が完了してから高いという人も多いでしょう。
また「オプションをつけてほしい」「純正品に交換してほしい」など無理難題をいうお客さんも多く、精神的にも疲れてしまうと感じることも多々ある職業です。

まとめ

自動車整備をしていると、さまざまな体験に巡り合います。
車だけでなく人の問題も多く、つかれてしまうこともあるでしょう。
本記事では10のあるあるを紹介しましたが、共感できる人も多かったのではないでしょうか。

なかなか人に伝えにくいこともあるかと思いますが、自動車整備士は車のドクターとして人のためになる重要な職種です。